この記事では、マヤ暦とは何か?を解説していきたいと思います。
巷では、マヤ暦や13の月の暦、マヤ占いなどたくさんの名前が飛び交いますが、その説明もしようと思います。
マヤ暦とは何か?
マヤ暦とは、古代中央アメリカで使用されていたカレンダーの事をさします。
暦(こよみ)という言葉からもわかるように、今日は何月何日というカレンダーです。
このカレンダーが使われていたのが、マヤ文明が興ったと言われている中央アメリカの付近です。
マヤ暦にはたくさんの暦が存在する。
マヤ暦には、260日を1周期とする表す「ツオルキン暦」や、
現在の365日カレンダーと近い「ハアブ暦」というものがあります。
それらを組み合わせて、カレンダー・ラウンドと呼ばれる1周期が52年の暦を形成しています。
今でも、この52周年のカレンダーはを使っている人たちもいます。
マヤ暦?13の月の暦?
元々、ツォルキンは、13の数字と20日の名前で組み合わせた暦でした。
ただ現代においては、マヤ暦というと、
13の音響(音)と、20の紋章で構成された占いという認識が広まっています。
これは、マヤのカレンダーを基にして作られた「13の月の暦」というカレンダーが
占いという別の形で広がってしまっているからです。
13の月の暦
もちろん、紋章などを使わずに古典的な古代マヤ暦の占いをしている方もいます。
しかし、現代は13の暦を占いとして使っている人が多いのは事実です。
本当のマヤ暦とはなにか?
マヤ界隈では、13の月の暦をカレンダーとして使用している人が、
占いをしている人を批判するという構造が良く見られます。
それは、13の月の暦を作成したホゼ博士が、占いを目的として使用することを否定しているからです。
(もちろん著作権上の問題なども発生しています。)
ただここでいう、マヤ暦とはなにか?という起点に変えると、
占いでもなく、古代から中央アメリカの人が使用し続けているカレンダーということになります。
現代におけるマヤ暦の役割は、占いだと思う。
私自身、マヤの業界でいろんな人の意見を耳にすることがあります。
そこで思うことは、マヤ暦というのは古代から今までの現代を含めた、
良い物も悪いものもひっくるめた「歴史」のようなものではないか…と思います。
カレンダーして、人々の生活を整える役割、
人の特性を明らかとし、自己理解を深めたり悩みを解消するための占いとしての役割、
それらをひっくるめて、マヤ暦と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
占いとしてのマヤ暦を必要としていて、自己理解を深めている人がいるのに、
それを抹消するのはもったいないと思います。
もちろん、13の月の暦をそのまま占いに使用するというのは、倫理上をはじめよくありません。
そのため、私の所属している協会では紋章の呼び方やロゴの変更を行い、
オリジナルのマヤの鑑定を行っています。
鑑定では、13の月の暦や、古代マヤ暦などのエッセンスも取り入れていることになります。
マヤ暦は、他の占いに比べてまだ歴史も浅く確立されていないのが正直なところかなと思います。
少しでもマヤのエッセンスに触れてみたいという方は、
ぜひ鑑定にいらしてくださいね☺
この記事では、マヤ暦とは何か?を解説しみました!